CIについて話すだけ

武蔵野美術大学クリエイティブイノベーション学科についてあれこれ

Q &A

10分前の私「ほらこのURLに私の書き留めた2年の記録があるからさ」(url送信)


いつか誰かに活用されますようにと書き続けてきましたが、2年の途中からまた筆が止まっていた....萎えぽよってヤツだァ...。
もはやどこまで何を書いたか完全に忘れてしまいましたが、ちょうど先ほど新一年生の子から相談があり、このブログを思い出したのでもう一度記録を残していこうと思います。

というわけでまずは私が二年間で受けた質問とその答えを。
あくまで『私の』回答ではありますが、参考になれば。

Q. 1、2年でフル単しないとヤバい?
A. 私が現時点で92単位持っているのですが、多分これが「うちの学科生が普通にフル単した場合」の最大値。
普通以外というのは例えば、実技体育(1単位)や留学(夏休み)などを入れてもっと最大値ギリギリを攻めた場合のことを指しますが、多くの人は三年4月時点で私とおなじくらいの単位数を取得しているかと思います。
で、ここまでとって市ヶ谷に来ての感想は「別に1、2年に無理にはフル単する必要はなかったな」ということ。
というのも、卒業に必要な残りの単位数は30なんですが、結構この数字、市ヶ谷では簡単にクリアできそうなんですよね...。
例えばインターンでバリバリ働いてる人は、書類審査に通れば国内フィールドリサーチ演習とインターンシップ演習という枠で単位が取れるし、授業の開講数も結構多いし、今に限って言えばオンラインで鷹の台の授業を受けれてしまうので...。
ただ、やっぱり取れるだけとるに越したことは無いというか、単位を持ってる安心感は凄まじいので

・フル単しないとヤバいということはない。
・1、2年次では時間割的に受けられないが、3年では受けれるようになる授業などは全然3年に繰越して受講しても問題ない。
・とは言え、三年で好きなことだけやれる安心感はあるので、どっちでもいいならフル単して損はない。

という感じだと思います。

Q.サークルってみんなやってる?
A.コロナあったのでなんとも言えないけど、ムサビのサークルはやってる人は少ない。
もっというと結構みんな初めは入ってたけどやめたイメージがあるかなあ。
市ヶ谷に移動するから〜ってのもあったと思うし、あとはサークルの数がそもそも少ないとかもあるのかな?
サークル以外の活動をしたり、早稲田とかのインカレサークルに入ったり。あとは芸祭の運営委員会に所属してる人が多いかな。

Q.絵書けないとヤバい?
A.学科にはヤバい授業はない。
強いていうなら彫塑とイラレ系の実習ではかけた方が得だけど、あくまでその程度だったなと感じた。
とは言え、共通科目は他学科とまとめて評価されるし、書けないと厳しい授業もある。
地味に生物系の授業では絵を求められる場面が多くて、美術解剖学では自分の頭蓋骨のデッサンを、生命進化(だったかな)の授業では空想の生物を描く課題が出た。

CIとはいえ他の学科と同等に評価されるので、よっっっぽど書けない時はレポート本文や他の要素で稼ぐか、取らない方がいいのかも。

Q.バイトはみんな何をどのくらいやってる?おすすめは?
A.普通に飲食やスーパー、ウーバー、イベントスタッフ、塾講師など。
週の頻度は人それぞれだけど、2年の時の私はマジでバイターだったのでほぼ毎日何かしらの形で働いてました(コロナが理由でできたことなのでおすすめはしません)。
おすすめは融通がきくバイト。彫塑の時期に休めたり、課題で修羅の道を進むことが決まった時に休めないと困るので...。
あとは学内バイトはおすすめ!
特に、学校説明会のプレゼン担当は教授に顔が売れて仲良くなれるのでおすすめ。
(まあ教授たちはしょっぱなから私たちの出身校まで覚えていたりするのですが...)

担当は私たちの時は数珠つなぎ方式で、毎回次の担当を指名してく形だったのでやりたい人は友達を作りましょう。


Q.インターンはいつから?ポートフォリオは?
A.単位につながるのは3年から。1,2年からやってる人はそんなに多くないかな...。
ポートフォリオが必要な人は、デジタル(個人ページなど)かアナログ(ファイリング)で高校までの作品や大学の課題で作った作品をまとめていました。
1年の造形演習の、イラレの扱いを学ぶ授業ではポートフォリオづくりを擬似体験できます。

Q.普通におすすめの授業
A.
社会学
普通に授業内容がめちゃくちゃ面白い。マイルドヤンキーからジェンダーまで様々な内容を扱う。私はhiphopカルチャーを主軸にレポート書いたけど、そこそこの評価だったのでおそらくサブカルチャー的なレポートも評価してくれる方。

人間の生と性
ジェンダー論の授業。
ちょっとハードル高そうに聞こえるかもしれないけどそんなことはないし、切り口や喋りが面白いのでほんと軽い気持ちきっかけでも受けてほしい。受けて「ウオ...」って一緒になろう。

日本史(名前忘れた...)
先生が中国の方なんだけど、本当におもしろいんだな〜〜〜これが!
終戦の日の新聞をみんなで読んで、そこに隠されたある大きな「謎」を解明したり、戦国の絵巻をみんなで読み解いたり、餃子のルーツに思いを馳せたり。
すんごい面白いのにうちの学科からは一人しか受講してなかった。なんで...


西洋美術各論
先生の解釈が面白いし、美術史をやってこなかった人にもとっつきやすい。
後期しか受けてなくて悔しかったので、前期のグルにも後から入れてもらって資料をもらった。

Q.課題探究プロジェクトがやりたい。
A.一年の最初と2年の最後しかやらないもんね〜。クリエイティブスタートアップっていうプログラムにもうしこんで合格すると、一定期間自分のやりたい課題探究プロジェクトに伴走してもらえます。
毎週課外時間に一分間進捗をプレゼンすることになるのですが、これがいい刺激になるのでぜひ。
あと、個人プロジェクトも分野が近い教授に相談するとサポートしたり院生とつなげてもらえるぞ!